透析室と手術室
血液透析室
36床の透析室には、ベッドすべてに液晶テレビが設置されており、患者様が透析時間を過ごしやすいような環境を整えています。透析室は、柱なども少なく全体を見わたせるため透析中の安全に配慮でき、部屋の中央部は天井も高く明るいため開放感のある空間設計となっています。
また、透析室に専用の超音波検査装置が設置されているため、透析室で心臓やバスキュラーアクセスの超音波検査が可能です。血圧脈波検査装置でABIやCAVIも測定でき、ドップラー聴診器等を用いて下肢血流障害に対しての診察なども行えます。また、通常の穿刺が困難なシャントに対しては、エコー下穿刺も実施しています。
診察室、手術室、レントゲン・カテーテル室
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診察室
透析に通院している患者様の診察や処置をプライバシーに配慮して行っています。診察においては、必要に応じて心臓や腹部やバスキュラーアクセスなどの超音波検査も行っております。
また、バスキュラーアクセス外来に来院された患者様の、バスキュラーアクセスの診察や超音波検査も行っています。 -
手術室
バスキュラーアクセスの作成や再建、外科的血栓除去などを行っています。手術室に移動式DSA装置が専用に設置されているため、外科的血管内治療と経皮的血管内治療を同時に行うことが可能です。
患者様の手術に対しての不安を少しでも和らげるように、手術中は穏やかな音楽が流れています。 -
レントゲン・カテーテル室
透析に通院している患者様の定期的な胸部の単純レントゲン撮影や、有症状時に診察して必要な際は他の部位の単純レントゲン撮影を行っています。
バスキュラーアクセス治療では、経皮血管拡張術（PTA）やステントグラフト内挿術、経皮的血栓除去術を行っています。患者様のアレルギーの有無やバスキュラーアクセスの状況に応じ、造影剤を用いた透視下PTAかエコー下PTAを選択して治療しています。
